繊細な仕掛けで釣糸をたれる。
しばらくすると、ウキにかすかな変化が来てスーッと引き込まれる。
すばやく手首を返すと、コトコトと魚の引き、静かに引き寄せるとかわいいモロコの顔がキョトンとして近寄ってくる。
池のモロコ釣りはのどかで、心洗われる思いがします。
「日本書紀」では崇神天皇62年。「古事記」には、垂仁天皇のころに作られたと伝承される河内の狭山池には昔からモロコ、フナ、コイ等の魚がたくさんわいて地元の人たちの大切な蛋白源として親しまれてきました。
等舗では、可憐なモロコを忘れないように「池モロコ」と名づけた最中を作りました。
特に精選された材料にて風味を楽しんで頂こうと精製致しておりますので、ご進物、ご贈答、お茶うけ等にお買い上げ頂き、又、皆様に御吹聴を賜ります様偏にお願い申し上げます。